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履正社7-0 汎愛・春季大阪大会準決勝

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  履正社が八回コールド勝ちし、決勝に進んだ。
ドラフト1位候補の寺島成輝投手が先発し、84安打無失点、三塁を踏ませない快投を見せた。ネット裏では昨季まで阪神の監督を務めていた和田豊氏が視察。「体ができているし、1年目からローテに入っていける。しっかりと鍛えれば20勝投手になる可能性もある」と評価した。
 
  和田元監督が最も評価したのは直球のラインと制球力。一塁側よりのプレートを踏み、右打者の内角、左打者の外角に寸分の狂いもなく直球を投げ込んだ。
 
  「自分の思ったところに投げられた」と振り返った寺島。和田氏は「あれだけいいラインが出ると、ドアスイングのバッターはまず打てない。狙ってポイントを前にするか、体の回転で打たないと」とプロの目線で評価する。
 
  印象自体も「大学生が高校生の中に混じって投げているような感じ。今、球界を見渡しても左の本格派はなかなかいない。みんなキレや技巧派の印象が強い。昔で言えば中日の近藤さんがそうだった。(ヤクルト、西武、メジャーで活躍した)石井一よりもコントロールがいい」と称賛を惜しまない。
 
  この日は直球が全投球の約8割を占めた。今まではキレ味抜群のフォークが決め球だったが「フォークよりも直球で空振りを取れる自信がついた。このオフはそれをテーマにやってきたので」と寺島は力を込める。一冬を越し、確かな進化を見せた左腕。技術レベル、身体能力、総合的に判断して高校生ナンバーワン投手の座は揺るぎない。

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