中国では「神薬」
龍角散(東京都千代田区)は、のど薬「龍角散」の生産量を2倍に増やす。
龍角散は中国のインターネット上で「神薬」の一つに挙がるなど人気が高く、主に訪日中国人旅行者が「爆買い」して、商品が不足していた。
龍角散は、中国では神薬と呼ばれ、爆発的な人気が出ている。そのため、訪日中国人が店頭で、箱ごと買うなど「予想もしない売れ行き」もあって一時は欠品を余儀なくされ、千葉工場は24時間のフル操業が続いていた。
2016年3月期の売上高は前期に比べ5割増の135億円と業績を大きく伸ばしており、今回の設備投資で今後の需要増に備える。