春季近畿大会1回戦
京都翔英 000 000 01 = 1
智辯和歌山 001 300 13 = 8
智弁和歌山(和歌山1位)が京都翔英(京都1位)を8回コールドで下し、準決勝に進出した。5番の文元洸成内野手(1年)、6番の林晃汰内野手(1年)が連続タイムリーを放ち、1年生コンビの奮闘が打線に勢いをつけた。
「本当によう打ちよるんですわ。練習試合でも打ちまくっとる。1年生2人にチームが引っ張られている」と明かした高嶋監督。1点リードの四回、無死一、二塁から文元が左中間を深々と破る2点二塁打を放つと、続く林も一、二塁間を痛烈に破る右前適時打で一挙3点を奪って試合の主導権を握ると、先輩たちも触発され、2本のアーチを放つなど8点を奪ってコールド勝ち。
「これから夏に向けて絞った時にどうなるか。練習についていけるか。イメージでは夏は林を3番、文元を5番で使いたいと思ってるんやけど」と名伯楽が期待をかける1年生コンビが、2年連続の夏へ起爆剤になる。
智弁和歌山オーダー
(右)北阪 3年 橋本シニア
(二)森本 2年 紀州ボーイズ
(中)野口 3年 南海ボーイズ
(遊)高垣 3年 橿原ボーイズ
(一)文元 1年 神戸中央シニア
(三)林 1年 紀州ボーイズ
(左)下村 3年 和歌山由良シニア
(捕)門脇 3年 御坊ボーイズ
(投)橋 3年 レッドスター
画像は下村選手が2ランホームランを打った瞬間