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センバツVの智弁学園、履正社が決勝進出

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 高校野球の春季近畿大会は、紀三井寺球場(和歌山)で準決勝が行われた。
 
  第1試合は選抜優勝の智弁学園が、ベスト8の明石商を60で退けた。智弁学園は選抜V腕投手、村上(3年)が2安打で完封。三塁を踏ませない危なげない投球で、貫禄を見せた。
 
  打線も選抜8強右腕、吉高を攻略。主将の岡沢(3年)が3安打2打点の活躍を見せ、9回には主砲・福元(2年)も3番手投手の奥西(2年)から左越えに本塁打を放ち、主導権を最後まで渡さなかった。吉高は味方の失策もあって、75失点(自責2)だった。
 
  第2試合は履正社が2本塁打などで智弁和歌山に927回コールド勝ち。
 履正社のドラフト候補・山口裕次郎投手(3年)が、智弁和歌山の強力打線を4安打2失点に抑え、決勝進出の原動力になった。
 
  立ち上がりは「ボールを押し出すような感じになってしまった」と制球を乱したが、二回以降はしっかりと修正。自己最速となる143㎞、アベレージで140前後を計測したストレートで相手打者を押し込んだ。最終回には直球で3者連続三振を奪うなど、日米8球団のスカウトを前に輝きを放った。
 
  3月に腰を痛め、テークバックを小さくするフォームに変えたことで球威が上昇。ボールの出どころも見づらくなった。智弁和歌山の高嶋監督は「振れてなかったということはタイミングが取れていない。(次回対戦するなら?)積極的に打つしかない。待っても打てる投手じゃないから。3点以内の勝負に持ち込まないといけない」と評する。
 
  チームメートにはドラフト1位候補の寺島がいる。だが春の大阪大会、近畿大会と結果を積み重ねてきたことで「まだ1番をつけて試合で投げたことがないので、1番をつけて投げられたらいいなと思います」と力を込めた山口。超高校級左腕の2本柱は、激戦区・大阪を勝ち抜く上で頼もしすぎる存在だ。

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