ナ・リーグ マーリンズ１３―４パドレス
マーリンズのイチロー外野手（42）が、13日（日本時間14日）のパドレス戦で1試合3安打の活躍を見せた。
イチローは「1番・右翼」で4試合ぶりに先発出場。マーリンズは3回に猛攻を見せ、イチローは2度の打席を得ると、左前打と遊撃への内野安打で2安打を記録した。この日は、背番号「51」のバットから三度、快音が聞かれ、8回の第6打席では三塁線を抜ける左前打を放った。
7日からのツインズ3連戦では、計7安打の固め打ち。この試合でも今季4度目の1試合3安打と全盛期を思わせる活躍を見せているイチロー。これで、日米通算4255安打とし、ピート・ローズの持つメジャー通算最多安打記録まで、ついにあと1本にまで迫った。
イチローはこの試合で3安打以外にも2つの四球を選び、さらに1打点3得点と大活躍。極度の打撃不振に陥った主砲スタントンの代わりに先発出場となったが、マッティングリー監督もこの働きぶりに「あれだけチームに貢献してくれれば、惹きつけられるよね」と感嘆していた。