歌舞伎俳優の市川海老蔵が会見を開き、妻の小林麻央が乳がんを患っていることを公表した。闘病生活を送る海老蔵夫婦を応援する声は、続々と寄せられている。
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■中村獅童「僕らは仲間」
海老蔵の幼馴染である中村獅童は、小林の体調不良は知っていたものの、深刻な状態であるとは思っていなかった。他の歌舞伎俳優たちとも話し合ったとして、「協力できることがあれば全面的に協力する。僕らは仲間ですから」と呼びかけた。
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■寺島しのぶ「孝ちゃん、踏ん張って」
尾上菊五郎の娘で海老蔵とは幼馴染の寺島しのぶは、「孝ちゃん、踏ん張って」と海老蔵に本名（旧名）で呼びかけて、「神様お願いします！」と祈る。
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■渡辺謙「僕たちにできることは……」
渡辺自身も今年2月に早期胃がんの手術を受けて、3月には妻の南果歩も乳がん手術を受けた。「こればかりは人それぞれ」と慎重に言葉を選びながら、「僕たちにできることは、治療や家族の時間を作れるように、そっと見守ってあげること」と気遣った。また南果歩は「他人事とは思えません」として、「海老蔵さんの一言一言が全てが、麻央さんの励みになっているのだと思います」とコメント。
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■アグネス・チャン「きっと大丈夫。絶対に大丈夫」
乳がんで手術を受けた経験のあるアグネス・チャンは、「闘病は大変ですが、どうか力を合わせて、前向きに頑張ってください」とコメントし、「きっと大丈夫。絶対に大丈夫。みんなで応援しています」と勇気づけた。
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■鎧塚俊彦氏「何もしてあげられないのが現実」
昨年9月に胆管がんのため妻の川島なお美さんを亡くした鎧塚俊彦氏は、「多くの方々が自分達に何か手助けしてあげられる事はないのか？と思っていらっしゃる事と存じますが実際には何もしてあげられないのが現実です」と自身の考えを述べた。一見冷たい言葉ですが、こちらは川島さんが闘病中に記者の不躾な質問に傷つけられた経験があったからこそ出た言葉だった。「せめてお二人と子供達が病とたたかい今後歩まれていく道筋を妨げる様な事だけは絶対にしてはいけないのではないでしょうか？」と人々に配慮をうながし、「何も出来ませんが奥様の治癒を心より祈念しております」と願った。
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小林麻央は再入院
なお海老蔵は6月13日に小林が再入院したことを報告している。まだ長女の麗禾（れいか）ちゃんは4歳で、長男の勸玄（かんげん）くんは3歳。海老蔵一家がこれからもずっとずっと仲良く暮らしていけることを祈ります。