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日体大功労賞に高嶋仁監督ら

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 高校スポーツ界を代表する「名将」が、母校に集まった。日体大は、東京・世田谷キャンパスで創立125周年式典を開催。伏見工高ラグビー部総監督の山口良治氏(73)、智弁和歌山高野球部監督の高嶋仁氏(70)氏ら同校OBの指導者が、新設された「功労スポーツマスター」として表彰された。
 
  伏見工を日本一に導き、平尾誠二氏ら多くの選手を育てた「泣き虫先生」山口氏は「教師をやってきて良かったと思います。自分がやってきたことを、誇りを持って伝えることができますから」と学生時代を思い返して涙をみせた。脳梗塞を患い、この日も車椅子での出席だったが「今のラグビー界の盛り上がりを、続けていくことが大切」と19年のW杯に向けて話した。
 
  監督として甲子園通算最多63勝を誇る高嶋氏は「こういう賞が、後輩たちの道しるべになれば」と指導者を対象とした日体大らしい賞を喜んだ。70歳を迎えても「甲子園で勝つこと」が変わらぬ目標。「それほど甲子園はいい。ずっと目標にする場所です」と話していた。
 
  他に表彰されたのは、能代工高バスケットボールを常勝に育てた加藤廣志氏、高校駅伝で8度の優勝に導いた西脇工高陸上部の渡辺公二氏、弘前工高バレーボールを育てた春藤英徳氏、6人の五輪金メダリストを輩出した清風高体操競技部の山口彦則氏。日体大の松浪健四郎理事長は「世界で勝てる選手も大切だが、いい指導者は学生全員が手本にできる。125周年に、素晴らしい指導者が集まってくれてよかった」と話した。

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