ガソリン値上がり止まる=16週ぶり、英国のEU離脱で
資源エネルギー庁が29日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格は、全国平均で124.0円と前週から横ばいだった。
値上がりが止まるのは16週ぶり。英国のEU離脱問題を背景に原油価格が下落したことが影響した。
国際的な原油市況は通常1~2週間後に店頭価格に反映される。23日の国民投票でEU離脱が決定した後、原油価格の低迷は続いており、調査を担当する石油情報センターは「来週の店頭価格は小幅に値下がりする」と予想している。
都道府県別でみると、兵庫(1.4円高)、愛媛(1.1円高)など23府県で値上がり。値下がりは神奈川(1.1円安)、岡山(0.9円安)など21都道県。栃木など3県は横ばいだった。
EU離脱が悪い方ばっかりではなく、良い影響もあるのが救われる。