Quantcast
Channel: 悠々美術館通信
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7813

智辯学園VS郡山高校【奈良大会】準決勝

$
0
0
智辯学園VS郡山高校【奈良大会】準決勝
 
智辯学園 100 111 100 1   6
 郡山  300 110 000 0   5
 
センバツ優勝校で春の県大会も制し優勝候補筆頭の智辯学園と春夏ともに6回ずつの出場を誇る公立の雄、古豪郡山高校の対戦。
1回表、智辯学園が先制するも、郡山高校も智辯学園のエース村上頌樹の立ち上がりの高めに浮いたストレートを捉え2番・桑原一木がレフト芝生席に、さらにランナーを一人おいて4番黒瀬虹岳がライトに特大のホームランを放ち1回ウラの攻撃ですかさず逆転する。
智辯学園はその後ノーアウトでランナーが出る度に確実に送りバントでランナーを進め1点ずつ小刻みに返していくが、郡山高校も4回には村上のワイルドピッチ、そして5回には桑原の今日2本目のホームランで突き放し6回を終わって45と白熱した展開。
郡山高校はピッチャーを左の太田航平から右のアンダースロー野間一哉、そして右のオーバースローの大倉元輝と小刻みに継投して智辯学園にビッグイニングは作らせなかった。
しかし、7回表智辯学園は7番大橋駿平に2試合連続のホームランが飛び出しついに同点に追いつく。
そして試合は同点のまま延長戦に突入。10回表智辯学園は一死一三塁から激戦となった磯城野高校戦でも延長でサヨナラヒットを放っている1番の納大地が三遊間を抜くタイムリーヒットを放ちついに逆転する。
 
そして10回裏郡山高校の攻撃。
一死から今日2ホームランを放っている桑原が四球を選んで出塁する。三塁側応援席には郡高音頭がここぞとばかり鳴り響き、球場全体を包み込んでゆく。迎えるは3番好打者上田寛太。長打で同点、ホームランで1試合目に続き逆転サヨナラの場面。
しり上がりに調子を上げてきた村上のストレートを上田が弾き返す。 打球は左中間を襲う。本来なら完全に抜けている当たりだったが、智辯学園のレフト納があらかじめ左中間より深めに守っており、アンツーカー手前でこの執念の打球をグラブに納める。
智辯学園の外野手はセンター青木雄大を中心に相手打者や得点差、アウトカウントによって定位置をかなり移動するシフトを敷いていたが、その成果が最も肝心なところで発揮された。
続く4番黒瀬もセカンドゴロに倒れ熱戦に終止符が打たれた。
 
さあ、これで明日の決勝は天理高校VS智辯学園の宿命のライバル校同士の頂上決戦となった。 両校ファンならずともこの試合は見逃せない。
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7813

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>