8月23日 東京ドーム
湘南ボーイズ(神奈川県)7ー1佐倉リトルシニア(千葉県)
湘南0132001=7
佐倉0000010=1
(湘)谷村、中村(晃)、渡邉、海老原、鵜飼-小関
(佐)熊澤、八木原-十津川
HR-小関(湘)2号2ラン(4回)
(湘南)
「小関一輝選手」
四回、湘南ボーイズ三番、小関一輝選手のバットから豪快な一発が飛び出した。二死一塁の場面。「狙っていた」直球を振り抜くと、快音を残して打球は右翼席中段に飛び込んだ。
「気持ち良かったあ」と小関選手。1回戦の新潟リトルシニア戦に続く本塁打は、「手応え十分。打った瞬間、入ると思った」という。
小関選手は、守備でも要となる捕手を務め、決勝進出を果たしたチームを引っ張っている。「大会前は緊張していたけれど、初戦に本塁打を打ってから平常心でプレーができている」と小関選手。「投手5人全員の調子がいいし、あした(決勝戦)もいける」と、4年ぶりの頂点に自信を見せた。
<佐倉> 先発の熊澤投手が三回途中で5安打4失点と打ち込まれるなど、投手陣が崩れた佐倉。安打数は湘南の9本に対して佐倉も7本と負けてはいなかったが、「立ち上がりで(試合が)決まってしまった。負けるときはこんなもの」と振り返った松井監督は、「強くないチームでここまで来られた。選手たちはよくやった」と敗れた選手たちをねぎらった。
この日のスタメンで1番の角田選手、4番の西川選手、5番の度会選手はまだ2年生。3安打と気を吐いた西川選手は「やっぱり悔しい。来年も出場して、優勝を勝ち取りたい」と話した。