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石油価格さらに下降~アメリカ、40年ぶり原油輸出解禁

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アメリカ、40年ぶり原油輸出解禁…議会が法案提出へ
 
アメリカ議会の与野党幹部は、アメリカ産原油の輸出を解禁する法案を提出することで合意した。
 
法案は成立が確実視されており、40年ぶりに輸出が解禁される可能性が高い。アメリカは世界最大の産油国で、輸出が始まると、原油価格が一段と下落する可能性がある。日本など原油を輸入に頼る国にとっては追い風となりそうだ。
 
  アメリカは1973年の石油危機によって、1975年に制定したエネルギー政策・保存法で、原油の輸出を原則として禁止している。輸出には厳しい制限が課されており、現在はカナダなどごく一部の国に、例外的に少量を輸出しているだけだ。与野党が提出する法案は、こうした制限を取り払うものだ。
 
  アメリカでは採掘技術の発達により、「シェールオイル」と呼ばれる原油の産出量が急増している。アメリカ・エネルギー情報局によると、アメリカの2014年の産出量は日量約1397万バレルで、世界1位の産油国だった。
 
  シェールオイルはガソリンなどを多く含む「軽質油」で米国内の製油所の多くが得意とする油種と異なる。このため、産出増に国内の精製が追いつかず、石油開発業者を中心に輸出の解禁を求める声が強まっていた。

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