桔梗
秋の野に 咲たる花を 指折り かき数ふれば 七草の花
萩が花 尾花 葛(くず)花 撫子の花 女郎花(おみなえし)
また藤袴(ふじばかま)朝顔の花
「万葉集」山上憶良
秋の七草に数えられる朝顔とは桔梗のことです。
か細い茎に、和紙で作ったような一重のしゃんとした花びら。背筋をピンと伸ばしたような、楚々とした風情が漂っている。
朝顔は 朝露負いて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ 「万葉集」作者不明
朝から咲き続け、夕方にいっそうその艶を増す・・・・
桔梗もさることながら、女の子にもそうあってほしいですね。
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