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オリックス糸井獲得をめぐり巨人・阪神鉢合わせ

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オリックス糸井獲得をめぐり巨人・阪神鉢合わせ
 
 阪神が今オフ、フリーエージェント(FA)での獲得を検討しているオリックス・糸井嘉男外野手(35)について、巨人もFA市場で第1希望と定めていることが明らかになった。FA宣言すれば、巨人・阪神で獲得レースとなる。
 
  「パフォーマンスの衰えはまったく見られない。打撃だけでなく足も守備も魅力。補強ポイントに当てはまっている」巨人の球団関係者は来季、36歳を迎える“超人”を高く評価した。巨人はクライマックスシリーズ・ファーストステージでDeNAに敗退。高橋監督2年目に向けて、大幅なテコ入れを図る。その補強第1弾が糸井。
 
  今季の巨人外野陣は長野以外にレギュラーを固定できなかった。亀井は故障離脱を繰り返した。今季、143試合に出場して打率・30617本塁打、70打点に加えて自身最多の53盗塁でタイトルも獲得した糸井が加入すれば、阿部、坂本ともに攻撃の軸が完成する。
 
  糸井はオリックスでは家族を東京に残して単身赴任しており、在京球団への移籍を希望しているとの情報もある。
 
  一方、阪神にとっても糸井は立て直しに最適な選手だ。金本監督は「外国人を含めて補強は必要。今はやはり打つ方ですかね」と球団サイドにFAによる主軸打者の補強を要望したことを明かした。フロントは指揮官の意向に沿う形で糸井獲りを最優先事項で進める方針を固めた。
 
  糸井は、関係者によればFA宣言する可能性が高い。過去、阪神と巨人がFA市場で激突した例には1996年の清原和博(巨人に移籍)があるが、資金力で勝る宿敵を相手に有利に運べた例は少ない。また、オリックスも全力で慰留する方針を固めている。Bランクとあって、補償も少なくはない。
 
  FA宣言し、巨人が参戦となれば、マネーゲームに発展する可能性は高い。ただ、金本阪神にとっても、獲得できればオフの補強はほぼ成功といってもいい逸材。阪神はこれからどう動くのか。“恋人”をめぐって、水面下での伝統の一戦が始まった。
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