阪神タイガースは11月21日、ツイッターを更新。オリックスからFA権を行使した糸井嘉男選手との契約が合意したことを発表した。
FAの目玉として、その動向が注目されていた糸井。今季は盗塁王を獲得するなど、走攻守三拍子そろった成績を残し、年齢を感じさせない超人ぶりを改めて見せつけた。
「この度、色々悩んだ結果、新天地阪神タイガースに入団する事を決意いたしました」、「野球人として成長するため、自分の中で変化というものが必要ではないかと考え、新しい環境でチャレンジすることにより、さらに成長できるのではないかと思いました」と決断の理由を明かした。
これで、阪神は高山、福留に続き糸井獲得で外野のレギュラーは確定。あとは、鳥谷、北条に続く内野の強力選手を補強したいところだろう。ゴメスに変わる強打の外人内野手とあともう一枚ほしいところだ。
今回のFAで糸井は5年前まで日本ハムに在籍したことを思い出した。日本ハムは糸井、小谷野、陽と生え抜きのスタープレーヤーを脂が乗り切った30歳前後で放出するという大胆かつ冷酷な球団であるという印象を持たされた。