もともとは、瞬(まじろ)ぐ目のことを「まじめ」といっていたようだ。
「まじろぐ」とは、まばたきをすること。
何度も目をぱちくりさせている様子は、いかにも誠実で、一生懸命に見えたのだろう。
まばたきの回数は、ふつう一分間に15~20回だが、緊張の度合いによって、2倍から3倍に増えるようだ。
ところが、コンピュータが出現し、コンピュータの情報を見落とさないようにと、神経を集中させると、まばたきの回数が激減するようだ。
わたしも、それで、「ドライアイ」と診断された。
母親を亡くしてから、家に帰っても話し相手がいないので、このブログで記事を書く時間が長くなっている。心の片隅に寂しさがあるのだと思う。「ドライアイ」と診断されるようになった時期と一致する。
まばたきをする方が誠実な印象なら、意識してまばたきしたい。