巨人の大補強が止まらない。巨人は、日本ハムからＦＡ宣言した陽岱鋼外野手（29）の獲得に乗り出すと正式に表明。すでに山口俊（ＤｅＮＡ）、森福（ソフトバンク）のFA両投手に続く3人目のＦＡ獲得に乗り出した。「超大型長期契約」で、一気に口説き落とす算段だ。
巨人は早い段階から「楽天は“ポーズ”。事実上はオリックスとの一騎打ち」と相手を定め「オリックスを圧倒する条件を提示する」としていた。
オリックスは陽岱鋼サイドに3年総額9億円以上の好条件を提示した。
一方、巨人は陽岱鋼が「年俸よりも長期契約に重きを置いている」との情報を得て、年俸額はオリックスと同じだが、最大6年の長期契約を提示。
陽岱鋼獲得について、堤ＧＭは「中堅を固定できていない。打線の核にもなるし、センターラインの強化が目的」とした。
巨人が、山口俊、森福に続き、陽岱鋼を獲得することは確実である。