巨人・阿部が「ニッポン放送ショウアップナイター2017」に出演。
今オフはトレードで日本ハムから吉川光、石川、陽岱鋼(ヨウダイカン)が加入し「読売ファイターズみたい」とひと笑い取った。
さらに、巨人は、米大リーグ・マリナーズのアルキメデス・カミネロ投手(29)を獲得。
カミネロは、ドミニカ出身で193㎝、111kgの大型右腕だ。2016年全米3位の164㌔をマークした剛球が武器で、今季57試合に登板したバリバリのメジャーリーガー。沢村、マシソンと並ぶ抑え候補として期待される。
ただ、阿部選手にとって大型補強は「笑いごと」ではない。一、三塁を守る新外国人・マギーの加入も決まり、来季は一塁に専念する意向の阿部は「球団を挙げて本気だなと感じる。僕もウカウカしていられない」と危機感を募らせた。
契約更改では6600万円ダウンの自身を含め、主力の減俸が目立った。「補強があったから給料を下げられたのかな」と自虐発言も。昨オフは1月下旬までバットを持たない超スローペース調整を試み、結果的に右肩痛で出遅れただけに「今は週に2日休んで、それ以外は(練習に)出る」と、バットを振り込んでいる。