胸を張って歩く道
みなさんは、花道というと、芝居と相撲、どちらを連想しますか?
芝居の花道は、役者に「花」=御祝儀を渡す場所として、江戸時代につくられた。
やがて、演出の一つとして、場面によっては道となったり、川になったり、廊下になったり・・・・歌舞伎には欠かせないものとなっていった。
相撲の場合は、節会相撲という宮廷行事で、東方の力士は葵(あおい)、西方は夕顔の花を髪にかざして登場したことから、花道と呼ばれるようになった。
どちらも、入退場に利用されることから、もっとも注目される華やかな場面や引退の場面など、人生になぞらえて使われる。
私たちも、自分の人生の主役。
それぞれの花道を、胸を張って歩きたいですね。