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去年、ダイヤモンドバックス傘下マイナーでプレーした元ロッテの中後悠平投手(27)が、2月に行われるダ軍のメジャーキャンプに招待されることが濃厚となった。
去年4月に渡米し、ルーキーリーグからスタートした中後は、8月に3Aに昇格し、登板全13試合で無失点。自身も「(メジャーに)あと一歩のところまでいけた」と手応えを感じていた。先月上旬のウインターミーティングでは、00年にヤクルトに所属したトーリ・ロブロ新監督が日本報道陣に逆取材。「私が一緒にプレーした高津と似たタイプなのか?」などと期待を膨らませていた。
メジャーキャンプに招待されれば、3月のオープン戦でテストされることになる。過酷なサバイバルが待ち受けるが、そこで結果を残せば、開幕メジャーの可能性も十分ある。
マイナー契約ながら専属通訳が付く好待遇。開幕メジャーを勝ち取り、年間通してプレーすれば最低、年俸53万5000ドル(約6260万円)が支払われる。
中後投手は期待できると思います。なぜなら、去年、メジャーで投げている画像を見て、明らかに日本でプレーしていたときと投球フォームが違っています。サイドハンドですが、左手首が立って投げています。日本にいたときは手首が横に寝ていました。「サイドハンドの投手も手首は立っていないといけない」と元プロの鈴木幸雄氏がよくおっしゃっていたのを思い出します。
◆中後 悠平(なかうしろ・ゆうへい)1989年、大阪府生まれの27歳。近大新宮3年夏は和歌山大会8強で甲子園出場はなし。近大では2年春に3勝を挙げMVP。3年時には世界大学野球の日本代表に選出された。11年ドラフト2位でロッテに入団。昨季限りで戦力外となった。通算成績は37試合で2勝2敗、防御率5.68。183㎝76kg。左投げ左打ち。