明桜新監督に帝京三前監督・輿石重弘氏
甲子園に春夏計13度出場した明桜(秋田)が、ハローワークで募っていた野球部新監督に、帝京三(山梨)の前監督、輿石重弘氏(53)が4月に就任する。
明桜は、ハローワークに職種を「高等学校契約教員(硬式野球部の指導を含む)」として、求人情報を出していた。
輿石氏は1963年5月、山梨県生まれ。地元の都留高を経て、明大でプレー。卒業後は山梨県内の高校で野球指導を続け、帝京三では延べ8年監督を務めた。甲子園出場経験こそないが、ヤクルト・荒木貴裕内野手やソフトバンク・茶谷健太内野手らを育成し、昨夏限りで退任していた。
昨年末に採用試験が行われ、輿石氏が合格。社会科教諭として教壇に立ち、2009年以来遠ざかる甲子園を目指す。明桜野球部は昨年6月にPL学園OBの西野新太郎氏(35)が就任したが、秋の県大会後に退任していた。