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岡田の7球

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昨日のWBCオーストラリア戦、岡田投手の投球が試合の流れを動かす分岐点となった。
 
あの場面を振り返ってみると、5回先発の菅野投手が死球と内野安打で112塁の場面で球数制限のため降板となります。
そこで登場の岡田投手、やや悪い顔色でマウンドへ初球のスライダーが抜け、2球目のシュートかストレートを引っかけての暴投。
その後の2球もボールとなり四球。これで1死満塁。そして、権藤コーチがマウンドへ、観客からは拍手と「がんばれ岡田」の声。
次打者の初球、2球も完全なボール球、そこで小林捕手が球審に何か声を掛けマウンドへ。ここでも観客の大きな拍手、岡田投手がこんなに多くの声援を受けたのはおそらく初めてでしょう。
そして投じた7球目、ストレート待ちの打者にストレートを投げましたが、いいコースにややスライドしたストレートを打者は引っかけてセカンドゴロの併殺打に打ち取れた。
大喜びの小林捕手に微妙な表情の岡田投手、捕手にしてみればいい結果を導けたでしょうし、投手はストライクが入らなかったのだから、「やっちまったな」でしょう。
小林捕手は役不足だとか全く打てない、バントもできないと批判の声が多い選手だが、それでもこの2試合で、投手がどうしたら気持ちよく投げられるかを第一にリードしてるように感じる。
返球時にボールをこねる仕草や第2戦のタイムでの間合いなど、評価してよい点もある。
 
岡田投手はおおいに反省の投球だったと思うが、この経験をぜひ次に活かしてもらいたい。

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