4月1日
大阪桐蔭8-3履正社
8回裏、0-3とリードされていた履正社が連打で3点を返し3-3の同点に追いついた。
9回表、1死2塁で9番エース徳山に代わって代打・西島一波・背番号18。
西島は甘く入ったストレートをレフトスタンドに勝ち越し2ラン本塁打。この後、堰を切ったように大阪桐蔭打線が爆発し、一挙5点を挙げ8-3とし、優勝を決めた。
西島選手は、和歌山南紀ボーイズなので、中学時代から知っていた。非常に良い選手で目立っていたが、大阪桐蔭に進学すると聞き「いい選手だが、ちょっと小柄だしな(166㎝)」と少し残念な気持ちになった。
大阪桐蔭では背番号18で、大会メンバーのギリギリ最後のような存在だった。しかし、その状況に腐らずに、最初の代打が2回戦の静岡戦8回8-8の同点の場面で決勝タイムリー3塁打を放ち、2度目の代打が決勝戦の9回、3-3の同点で2ランホームラン。この勝負強さは、敬服に値する。