10位:カップヌードルリッチ
カップヌードル45周年記念商品として発売された「リッチ」はこれまでにない贅沢なスープが特徴のプレミアムタイプシリーズの一つだ。発売1ヶ月で累計600万食を突破する大ヒットを記録した。添付の無臭ニンニク卵黄ペーストを加えるとスープに旨味と深みが加わり、リッチと呼ぶにふさわしい贅沢なスープに仕上がる。若者からは「珍しいものを買っちゃうので、買っちゃいました」との声が。
9位:写ルンです
一昔前は使い捨てフィルムカメラとして当たり前のように使われていた写ルンです。フィルムからデジタルに移行していく中で段々と見ることが少なくなってきた。だが、フィルム特有の独特な仕上がりにカメラ女子の注目が集まっている。
「何が撮れているかわからないから、現像した時に楽しみ」と語る。さらに今年は発売から30周年ということもあり、SNSで人気が再燃した。直営店舗では売上5倍になったという。
8位:プレイステーションVR
VRとはバーチャルリアリティのことで2016年はVR元年とも言われ、様々な商品が発売された。いずれも総額で20万円程度が必要だったが、プレイステーションVRではプレイステーション4があれば、必要なセットはおよそ5万4000円で済む。
7位:乳酸菌ショコラ
チョコレートと整腸作用がある乳酸菌が一つになったこの商品は昨年秋の発売以来、今年の10月末までに2500万個以上出荷している大ヒット商品だ。
6位:iPhone7
9月16日の発売以降、今も人気が高いiPhone7、持っている人も、まだ持っていない人も多くの人が今年のヒット商品に名前を挙げた。購入した大学生は「ニヤニヤしちゃった。大学で見せびらかせちゃった」と語った。
5位:オフショルダー
オフショルダーは女性の鎖骨周りを美しくアイテムだ。ところが「ワタシが着るとゴリラになっちゃう」という悲鳴も。「一目惚れして買ったのに結局1回しか着てない」という声があった。
4位:日めくり
今カレンダーと言えば、若者の間では「日めくり」が大人気だ。「応援モノ」や「励ましモノ」が爆発的に売れる一方、後ろ向きな言葉が満載の変わり種もある。
一番人気の松岡修造の日めくりでは「君の脳はNOなんて言っていない」や「諦めないを諦めるな!」などのポイティブな言葉がずらりと並ぶ。中には「今日から君はマツタケだ」という言葉もある。
3位:新生茶
発売から16年が経過したキリンの生茶が中身もパッケージもコンセプトも一新した。深いコクの本格的な緑茶飲料に変身した。特徴は最後に投入する香り付けの超微粒の茶葉の粉末だ。美しく濁っている。「パッケージを見て変わったとわかる」と好評の声があがった。
2位:韓国リップ・ティント
美容大国韓国から来たメイクアイテム・ティント。
ティントとは英語で「染める」の意味。唇の角質層に浸透し唇自体を染めて色味をつけている。そのため唇の水分量や温度で色が変化したり、落ちにくいことが特徴だ。原宿で韓国コスメを扱う「ETUDE HOUSE」でも大人気アイテムだ。スタッフの北垣友恵さんは「エチュードハウスが日本に上陸(2011年)してからずっと置いてある。今、SNSの情報で人気になっている」と語った。
若者は「使いやすいし安い」「インスタグラムで知った」「学校でつけている子もいる」とその評判を語った。
1位:MA-1
MA-1とはアメリカで生まれたフライトジャケットで、近年は様々なショップから販売され、女性でも着こなせるスタイリッシュなアイテムとして大流行している。「いろんな服に合わせられる」と評判の声が上がった。