米・カリフォルニア大学の研究によると、カレーのスパイスと、「オメガ3」(不飽和脂肪酸)のDHA(ドコサヘキサエン酸)には、神経細胞や神経線維の損傷を修復する力があるという。スパイスの中でも、ターメリックに含まれる「クルクミン」が効いているようである。
・オメガ3はヒラメキ脳を作ってくれる
「オメガ3」は、青光りする魚の脂が代表である。今やブームにもなっている。日本で使われている主な油は「オメガ6」で、血液をベトベトにしてしまうが、亜麻仁オイルやえごまオイルは「オメガ3」で、血液をサラサラにしてくれる。おっさん病対策にも良いのだが、厳しいビジネスの世界で働く人たちのヒラメキ脳をつくるのにも役に立つ。
・発酵食品でうつを予防
キムチやサワークラフト、漬物のビフィズス菌、乳酸菌が不安やうつを改善する可能性があると、米国のミズーリ大学が発表している。英国のオックスフォード大学の研究では、多種多様、多産地の発酵菌を取った方が、免疫力が上がるとのこと。
・カレーで認知症予防
「クルクミン」はアルツハイマーの予防に役立つと発表しているのは、スウェーデンのリンショーピング大学だ。前立腺がんの進行を抑制する作用があると発表している大学もある。
週に1回はカレーを食べるようにこころがけている。