和歌山市中体連 野球 準決勝 決勝
7月22日 和歌山市民球場
準決勝
明和0-1日進
明和・飯田、日進・近藤の両エースが投げ合い、相手打線を抑えていたが、5回裏、日進は5番近藤がライト前にヒットを打って出塁し、犠打などで1死3塁のチャンスを作り、7番佛が3塁前にセイフティースクイズを決め1点を先取。
エース近藤が明和打線を7回被安打0、1四球、15奪三振のノーヒットノーランを達成。
明和の飯田投手も6回被安打1、1四球、4奪三振と好投を見せた。
両投手とも上背があり、球速豊かで高校での活躍が期待できる。
東7-4紀之川
東・丸山、紀之川・北地の投げ合いで延長9回まで0-0。
10回からタイブレイク(無死満塁から攻撃)で東が1点を先制。しかし、その裏、紀之川は初球、ワイルドピッチで同点に追いつき、3番辻本は敬遠の四球で再び無死満塁。しかし、この場面で後続が内野フライと併殺打に倒れ、東はピンチを脱出。
11回、東打線が4安打を集中させ一挙6点を奪うと、その裏、紀之川も3点を返し粘りを見せたが、7-4で東が勝利。
決勝
東8-4日進
延長戦を制し、勢いに乗る東打線が爆発し1回に3点、5回に5点を奪って8-4と打ち勝った。
日進は、去年8月の和歌山市中学野球選手権、秋季和歌山市大会、秋季和歌山県大会、春の紀北大会、6月の紀北紀南決勝大会と県内の公式戦無敗の5連覇を達成していたが、最後の夏の和歌山市大会の決勝で初の敗戦。
しかし、同日の準決勝でノーヒットノーランのエース近藤を温存しての敗戦なので、県大会での活躍を期待したい。
県内の公式戦無敗の日進に初の黒星をつけた東ナインの健闘をたたえたい。