広島大会決勝
広陵が9-5で広島新庄を下し、3年ぶり22度目の甲子園出場を決めた。広島新庄は3連覇を逃した。
0-0の四回、広陵はプロ注目の中村奨成捕手が左翼席へ先制ソロを放った。準決勝の広島商戦に続く2試合連発で高校通算38号。この一発で勢いづいた打線はその後も攻撃の手を緩めず、この回打者10人を送り込む猛攻で一挙6点を先取した。
広島新庄は五回、3安打に相手失策も絡んで2点を返した。七回には3番河内の2点二塁打などで3点を返し、1点差まで迫った。
しかし、広陵は九回、高田誠の2点適時打と吉岡の適時打で3点を奪って突き放した。エース左腕・平元から左腕・山本への継投策も決まり、広島新庄を振り切った。