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 藤枝明誠、雨に負けず23点

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静岡大会決勝 藤枝明誠2310日大三島
 
  「お前らはヘボ軍団だ」。藤枝明誠の選手らは新チームになってから、光岡監督にずっと言われてきた。だから、主将の中田は「甲子園に行くために『最強の』ヘボ軍団を目指そう」と仲間に言ってきた。
 試合は一回、4長短打で3点を先行した。準決勝で好左腕・池谷を擁する静岡に146と打ち勝った勢いがあった。五回までに計12点を奪った。
 
  だが七回の攻撃中、降りだしていた雨が激しくなり、中断となった。
  しかし、2時間56分後、雨はやまなかったが試合は再開した。選手の集中力は切れていなかった。丁寧にボールを見極め、四死球を足がかりにさらに3イニングで計11得点。最後まで攻め続けた。
  先発のエース久保田も雨の中、冷静にストライクを投げ、着実にアウトを重ねた。
  優勝インタビューで光岡監督は「準決勝、決勝と私は何もしていない。選手の力で勝ち取ってくれた。毎日、厳しい言葉をかけているので、今日はいっぱい褒めたい」と穏やかに語った。準決勝、決勝の2試合で計37得点の猛攻ぶり。中田は「打撃も一球一球に集中してきた。ようやく花開いた。気持ちが技術を上回った」と初出場をかみしめた。
 
藤枝明誠は、今年3月、和歌山に試合に来ていた。偶然、向陽‐藤枝明誠の試合を見たが、向陽の好投手・白濱からも点を奪い、エース久保田は、センバツには出場していないのにU18候補になっているほど評価が高い。今回の静岡大会優勝が運ではなく実力であることがよくわかる。

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