甲子園で3季連続4強入りしている秀岳館(熊本)の鍛治舎巧監督(66)は、この夏の甲子園を最後に退任することを明らかにした。
「5年契約で進退は自分で決めることになっていた。甲子園に連続で出ることができて責任を果たせた。いいタイミング」と説明した。
今夏の熊本大会中に突発性不整脈と診断され、一時入院していたが「それは関係ない」と体調面での退任は否定した。今後については未定という。
鍛治舎監督は県岐阜商から早大を経て社会人野球の松下電器(現パナソニック)に進み、監督も務めた。パナソニックの役員を退任して2014年春に秀岳館の監督に就任し、16年センバツから4季連続で甲子園出場を果たしている。