第46回若鷲旗争奪東北中学野球大会
1回戦
中央台南(福島)0000000-0
金成(宮城) 000002×-2
金成が投手戦を制した。主戦鈴木凌が直球主体で10三振を奪い4安打完封。六回に鈴木祥の先制のランニング2点本塁打で得たリードを守った。
0-0の六回、1 死二、三塁の好機に、鈴木祥はスクイズのサインを読み間違えてストライクを見逃し、飛び出した三走がアウトになった。自らのミスでチャンスをつぶしかけたが「後悔したくない」と内寄りの直球を思い切って振り抜き、強烈な打球で右中間を深々と破り、これが2ランホームランとなった。
仙北(岩手)0000010-1
河北(山形)101110×-4
河北の投打がかみ合った。槙望は伸びのある直球で押して1失点完投。打線も長短7安打と当たり、一回2死三塁から阿部の右前打で先制。その後も小刻みに差を広げて援護した。仙北は反撃が遅かった。
横手南(秋田)1000011-3
北陵(岩手) 0000110-2
横手南が競り勝った。2-2の七回、2死二塁からエース遠藤の左翼線適時二塁打で勝ち越した。遠藤は要所を締めて2失点完投。北陵は1-2の六回に佐々木広の適時打で同点としたが、一歩及ばなかった。
山王(秋田)0000003-3
造道(青森)0000000-0
山王が終盤に畳み掛けた。七回、鷹島の三塁打から1死後に2敵失と高橋の右越え適時三塁打で3点を先取した。高橋は無四球完封。造道は、六回まで無安打と力投をしていた先発松橋を援護できなかった。
▽1回戦
横手南(秋田第2) 3-2 北陵(岩手第1)
金成(宮城第2) 2-0 中央台南(福島第2)
河北(山形第2) 4-1 仙北(岩手第2)
山王(秋田第1) 3-0 造道(青森第2)