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「遺伝子組み換え作物」

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「遺伝子組み換え作物」
 
なぜ、農作物の遺伝子を組み換えるのかといえば、病害虫が寄りつかなければ農薬を撒く必要がなくなるためだ。
 
農薬を撒かなくてすめば、農薬代、農薬を撒くための飛行機のチャーター代、パイロットへの人件費、農作物収穫後の洗浄費用が不要となる。
 
これは、企業的な大規模農業を行っているアメリカをはじめ、採算という点で大きなメリットとなる。遺伝子組み換え作物へのシフトは、時代の流れだ。
 
しかし、新しくできた農作物を食料として食べ続けて人体に悪影響はでないのか、これは不明である。また、本来の生態系に悪影響を及ぼさないのかももう少し経過を観察しなければ結論を出すことは出来ない。
 
しかし、効率の良さからアメリカに追随し、遺伝子組み換え作物の栽培面積はこの10年間で3倍に増えた。遺伝子組み換えを行っている農作物は、大豆とトウモロコシが中心で
ともに80%を超えている。
 
<遺伝子組み換え作物の栽培面積> 2009年 国際アグリバイオ事業団
1.アメリカ   6400万ha  大豆、トウモロコシなど8種類
2.ブラジル   2140万ha  大豆、トウモロコシ、綿花
3.アルゼンチン 2130万ha  大豆、トウモロコシ、綿花
4.インド     840万ha  綿花
5.カナダ     820万ha  菜種、トウモロコシなど4種類
6.中国      370万ha  綿花、トマトなど5種類
7.パラグアイ   220万Ha  大豆
8.南アフリカ   210万ha  大豆、トウモロコシ、綿花
9.ウルグアイ    80万ha  大豆、トウモロコシ
9.ボリビア     80万ha  大豆

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