「揮発油税」
自動車による通勤を30年間続けているためガソリンの価格は家計に直結する。
最近、円安傾向であるにもかかわらずガソリン価格が下落し喜んでいる。
ガソリンの価格は、当然ながら原油価格がポイントとなる。日本は原油を海外からの輸入に頼っているが、原油の市場価格は24時間常に変動していて、この原油価格によってガソリン価格も変動する。
アメリカのシェールオイルの開発によって、原油価格は大暴落し、「こんなに安くてよいのか?」と感じられるほどである。
ガソリン価格を決める要素は大きく分けて3つ。
1リットル=98円とすると
原料費原料となる原油の価格 18円
精製コスト保険料を含むコスト流通コスト運賃、販売コスト、利益17円
税金関税、石油税、ガソリン税、消費税 63円
これを見ると、ガソリン本体の価格は18円で
税金が98円中63円(64%)と大きい割合を占めていることがわかる。
関税0.17円
石油税2.04円
揮発油税53.8円
消費税7円
税金の占める割合を考慮に入れると、もうこれ以上はあまり下がらないというか、下げようがないところまで下落している。