新しい彼女ができたとき、最初のうちこそラブラブな関係でいられたものの、付き合っていくうちに相手の嫌な面が見えてきて、少しずつ熱量がダウンしていくようなことは、いかにもありがちだ。
人は誰しも長所と短所があって当たり前。不満を感じないパートナーを見つけるのは、至難の業だろう。そう考えると、交際から結婚に至るまではなんと遠い道のりであることか。
せっかく縁あって出会ったわけですから、ちょっとくらい相手の性格に難があっても、長い目で見る努力が必要だ。ちゃんと惚れられていれば、パートナーの性格は自分が望む方向に変わっていくもの。これを、心理学では“ミケランジェロ効果”と呼んでいる
ミケランジェロ効果とは、愛情を持って相手のよさを認め合っていれば、最良の自分を彫刻するように短所をそぎ落とし、長所を際立てられるという効果だ。
つまり、ささやかな性格の不一致は、長い目で見れば解消できる可能性が高い。
また、パートナーを自分好みの性格に育んでいくには、現状よりほんの少しだけ上の希望を伝えるとよい。
たとえば1日1通しかレスをくれないようなメール無精な恋人には、いきなりすべてのメールに返事を要求するのではなく、まずは1日3通のレスをもらえるようにお願いする。そうやって徐々にお願いしていって、最終的に希望のレベルに到達してもらえるようにするとよい。
愛情が冷めないうちにしっかりコミュニケーションを取れば、パートナーを“自分色”に染めることも可能ではないだろうか。
俺も美しい女性を自分色に染め上げたいと願っている。