$ 0 0 満を持す 日本では、徐々に力を蓄え、十分に実力がつくまで時期を待つことを言う。 本来は、中国の「史記」にある言葉で、春秋時代に越王・勾践(こうせん)は、呉に攻められ降伏するか全滅するかという立場に追い込まれた。勾践は「今は降伏すべきです」という部下たちの進言を受け入れて降伏したが、それから十数年後、力を蓄えて呉を滅ぼしたという歴史的事実から生まれた言葉だ。