山吹
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面影草
面影草とは山吹のもうひとつの呼び名です。
山吹の鮮やかな黄金色の花は黄金の輝きを連想させる。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」
これは、太田道灌が雨にあい、付近の家で蓑を貸してほしいと訪ねたとき、その家の娘が山吹の枝とともに、この兼明内親王の和歌を手渡した。
「我が家は貧しくて、蓑すらなく、貸すことができない」というとこを和歌によって伝えたのだろう。
私も、若いころ貧しい生活をしたので、おもてなしをしたいけど蓑一つないという気持ちがよくわかります。
今では、お金はあるけど、おもてなしをする人がいないという寂しい現状です。