「うら」は心を表す古語です。
この「うら」からたくさんの言葉が生まれています。
「占い」「羨む」「恨む」など
そして麗も「うらうら」が縮まってできたと言われています。
心の中に何もない、心そのまま。これが、うららの元の意味です。
気にかかることも、隠し事もない、さわやかな心の状態。
まるで雲一つない青空のように、本当にのびやかな気持ちが「うらら」。
その心地よさに「麗」という字をあてた。
春は心を開放して、きっと、こんな気持ちになりやすいのだろう。
春うらら。
いつも、こんな気持ちで過ごせますように。