花明かり
満開の桜のまわりは、夜でもほのかに明るく感じられます。花びらの色が白っぽいから・・・・という理由だけではなく、何か人を引き付けるオーラが漂っている。
そのようなオーラは、人に対しても使われる。「あの人には、花がある」というふうに。
世阿弥が使いだしたのが初めだそうです。
その不思議な魅力はどこから来るのでしょうか。
おそらく、心の中に見事な花が咲いているからではないだろうか。
真っ暗な闇でも、そこだけが明るく感じられるほどに。
夢であったり、喜びであったり、自信であったり。
それが、花明かりのように人々を魅了するのだと思う。
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