熊本で震度7
熊本城の石垣が崩れる
14日午後9時26分ごろ、熊本県内で震度7の地震が発生した。熊本市内の熊本城では、幅10メートル、高さ10メートルの石垣が崩れた。大きな余震が断続的に続いていて、引き続き注意が必要になっている。
熊本城は、江戸時代初期(1606年)加藤清正がこれを完成させ、このとき「隈本」から「熊本」に改められた。日本三名城の一つとされ、「清正流(せいしょうりゅう)」と呼ばれる石垣の上に御殿、大小天守、五階櫓などが詰め込んだように建てられ、一大名の城としては「日本一」であるとの評価がある。
細川氏の居城となった後も盛んに改築が行われ、明治時代の初めまでは大半の建物が現存していたが、1877年の西南戦争で一部の建物を残して天守を含む御殿や櫓など主要な建物を焼失した。
現在の熊本城は1960年に再建されたものだ。
![イメージ 1]()