「ナックル姫」吉田えり、川端妹ら残る
9 月に行われる第7回ＷＢＳＣ女子野球Ｗ杯（韓国）で5連覇を狙う、侍ジャパン女子代表（マドンナジャパン）が、新潟市で行った合宿で候補選手の絞り込みを行った。
「ナックル姫」ことＢＣリーグ・石川ミリオンスターズの吉田えり（24）やヤクルト・川端慎吾の妹の川端友紀内野手（27）＝埼玉アストライア＝ら23名が、2次候補選手に残った。
大会登録メンバー20名に対して、合宿を行っていた候補選手は28名。中学時代から代表入りが夢だったと話す吉田は、ついさっきまで一緒に練習していた5名が外れた選考の残酷さにショックを受けつつも、「一緒に頑張ってきた彼女たちの分も、背負っていきたい」と意気込んだ。
大倉孝一監督（53）は、最終的に20名まで絞らなくてはいけない心苦しさを明かしつつ、「今後の野球人生に必ずプラスにして欲しい」と5名をねぎらった。7月上旬に行われる次回合宿でさらに3人が外れる予定。
▼投手
荒木未来（アサヒトラスト）、吉田えり（石川ミリオンスターズ）、笹沼菜奈（平成国際大）、吉井萌美（同）、田中露朝（尚美学園大）、清水美佑（埼玉栄高）、里綾実（兵庫ディオーネ）
▼捕手
船越千紘（平成国際大）、有坂友理香（アサヒトラスト）、寺部歩美（兵庫ディオーネ）
▼内野手
金由紀子（ホーネッツレディース）、六角彩子（侍）、小島也弥（環太平洋大）、平賀愛莉（平成国際大）、田口真奈（環太平洋大）、石田悠紀子（新波）、厚ヶ瀬美姫（兵庫ディオーネ）、川端友紀（埼玉アストライア）
▼外野手
志村亜貴子（アサヒトラスト）、御山真悠（平成国際大）、長池玲美菜（ＭＳＨ医療専門学校）、林佳名子（大体大）、三浦伊織（京都フローラ）