準々決勝
木更津総合 001 000 000 0
東海大市原望洋000 000 000 1
木更津総合は、合計2 安打と苦しめられたが、バッテリーの活躍で4 強入りを決めた。
3 回表1死走者なしで9番大沢翔捕手が左中間に三塁打を放つと、続く1番峯村貴希内野手の左犠飛で先制。その1点を守りきった。
先発したプロ注目投手早川隆久投手は9回5安打無失点10奪三振と好投。早川は「大沢のリードを信じて絶対に打たせないという気持ちで投げました」と振り返った。
東海大市原望洋の投手陣は、4回以降無安打に抑え、踏ん張った。投手陣の奮闘に打線が応えられなかった。
プロ注目右腕の島孝明投手は、6回1死二塁の場面で登板。2回2/3を投げ、無安打1奪三振と好投。最速150km を計測した。島は「打者1 人1 人を絶対抑えるという気持ちで投げた。苦労が多かった3 年間だったが、このチームは楽しかった」と涙を見せた。
エース早川を連投させた木更津総合の勝利への執着心が、エース島を温存した東海大市原望洋を上回ったといえる1戦だった。
画像は、敗れて空を見上げる島投手