歌手のGACKT(41)が訪問したフランスのホテルで人種差別を受けたことを知った。
フランスで空港近くのホテルに宿泊し、朝食を摂ろうと立ち寄ったビュッフェで、店員から露骨な人種差別的あつかいを受けたようだ。
そのビュッフェにはほかに客はなく、外の景色を眺めたかったGACKTは入り口付近の席へ。しかし店員が慌てて駆け寄り、奥の席へ移動するよう指示されたという。
気にも留めず指示に従ったが、その後に入店した白人客が入り口付近のその席についたのを見つけ、「あれ? あの席…駄目だったんじゃなかったっけな……」と疑問をいだいたGACKT。観察してみると、白人客は入り口付近へ、そしてアジア人はやはり奥の席へ座るよう指示されていたという。
奥の席が満席になっても、アジア人はほかの席に座ることが許されないという状況にGACKTは差別されていることに気付いた。
確認のため、一度店を出て、再度入店してみたが、やはり同じように奥の席へとの指示。そこで「なんでだ? 分かりやすいように説明してくれ」「大きい声で、わかりやすく言ってくれ」と笑顔で店員に尋ねたところ、店員は他の店員となにやらGACKTを見ながら話していた。「こういうことっていまだにあるんだよなぁ…」と、露骨な人種差別にあきれていた。