神戸国際大付属エース左腕黒田15K
兵庫大会決勝
神戸国際大付2―1報徳学園
報徳学園が3回に永山の右前適時打で先制したが、神戸国際大付は4回に荒木のスクイズで追いつくと、8回に片岡の左前適時打で逆転に成功した。
エース左腕の黒田倭人(やまと)投手(2年)が15三振を奪う快投で5安打1失点完投。特にスライダーとチェンジアップが冴え、5回には三者連続など圧巻の三振ショーを繰り広げた。
青木尚龍監督からは常々、「心は熱く、頭は冷静に」と教えれている左腕。この日もピンチでは「後ろをいったん向いて」呼吸を整えるなど、落ち着いて投げきった。
小学校時代はソフトボールチームに所属し、中学では兵庫夢前クラブに所属。指揮官も「大会を通じてストレートに力がでてきた」と成長に目を細めていた。