Quantcast
Channel: 悠々美術館通信
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7813

トランプ大統領=金 値上がり

$
0
0
イメージ 1

トランプ大統領に恐怖して金に逃げた投資家
 
118日に投開票が実施された米大統領選挙では、マーケットの大方の予想を裏切る形で、トランプ氏がクリントン氏を破って大統領就任を勝ち取った。事前のメディア報道・分析では、選挙人獲得数ベースでもクリントン氏の優勢が報じられていたが、蓋を開けてみれば各メディアが相次いでトランプ氏に当確を出した。
 
米国民が選んだのはトランプ大統領であり、グローバル・マーケットはサプライズと失望から、一種のパニック状態に陥っている。日経平均株価が前日比919円安の16,251円と急落し、為替が早朝の1ドル=105.46円から一時101.19円まで最大で4.27円の円高・ドル安となったことが象徴的だが、リスク資産から手を引いて様子を見たいとのニーズが高まった。
 
トランプ大統領の政策が本当にマーケットにネガティブな影響を与えるのかは未確定な部分が多いが、いずれにしても「どのような政策が展開されるのか分からない」との先行き不透明感が発生したのは間違いなく、投機マネーがリスク資産から安全資産にシフトする大規模な動きが発生している。
 
その受け皿の一つが米国債などと並ぶ安全資産の代表格の一つである金(Gold)であり、金先物相場は、118日終値が1オンス=1,274.50ドルだったのに対して、トランプ大統領誕生の可能性が高まる動きと連動して、9日には一時1,338.30ドル(前日比63.80ドル高)を付けている。金(Gold)が瞬時に輝きを増したことは、マーケットの不安心理を明確に表している。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7813

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>