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筒香嘉智 メジャーから高評価

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打撃も米国人好みベイ筒香に数々の“メジャー向き”要因
 
「今すぐメジャーに行けば、年俸3億円どころじゃありません」
 ある代理人事務所の関係者は、年俸2億円増の3億円で更改したDeNAの筒香(25)についてこう言っている。
 
 「成功例が多い投手と違い、野手は総じて評価は辛めになる。それを差し引いても、今オフにポスティングでメジャー挑戦をした場合、若さを加味すれば最低でも420億円はいくでしょう」
 
  侍ジャパンの4番候補でもある筒香は今季、打率.32244本塁打、110打点で本塁打、打点の2冠を獲得。日本屈指の大砲は将来的なメジャー志向があるといわれ、米球界でもその名が浸透してきているという。
 
  さるメジャー関係者は「筒香は米国人好みの打撃スタイルだ」と、こう続ける。
 「彼は力がある上に、ボールを捉える技術が高い。ポイントは投手寄りで、軸足に体重を乗せボールを潰すようにインパクトするという打ち方だから、飛距離は出る。狭い横浜スタジアムを本拠地にしているが、彼は外野スタンドの上段まで飛ばすし、凡打を見ても、完全に打ち取られたという打席は少ない。打者の手元で動く球が多いメジャーでもアジャストできるはず。さらに言えば、メジャーの公式球は日本のそれよりも硬い。筒香の打撃スタイルなら、日本以上に飛ばす可能性もある。日米の投手の能力差はあるが、打率3割、30本塁打も夢じゃない」
 
■関西人気質もプラスに
 ある球界OB は、「これまで野手では松井稼、福留、西岡ら何人もメジャーで失敗しているが、彼らはみな、統一球導入以前の『飛ぶボール』で結果を残した選手。飛ばないボールに苦心した今の選手は飛ばす技術は上がっている。筒香もしかりです」と言う。
 
  メジャーに詳しいスポーツライターは、「生まれ育った環境も追い風になる」と、こう語る。
 「筒香は和歌山出身。関西人ならではというか、素朴であっけらかんとしていて、なおかつ、選手同士での食事の際に、何時間も野球談議をするような熱さも内に秘めている。昨年、一昨年とオフにドミニカ共和国のウインターリーグに武者修行に出かけ、このオフは山ごもりして打撃フォームを一からつくり直すというから、反骨心、ハングリー精神は旺盛です。過去、メジャーで成功した選手は、野茂、黒田、吉井、伊良部、上原ら関西出身者が多い。愛知出身のイチローがメジャーで大成功しているように、決して他の地域がダメというわけではないが、文化や慣習が違う国でやっていくには、こうした関西人気質がプラスに働くのかもしれません」
 
  来春WBCでは大勢のメジャースカウトが一挙手一投足を追う。ハマの大砲が「420億円」を超える価値を示す可能性は十分にある。

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