観光バスの売れ行き好調
~訪日客急増で特需…1年待ちも
大型観光バスが売れている。外国人旅行者の急増を背景に注文が増えているためで、今年の流行語大賞に選ばれた訪日観光客の「爆買い」が観光バス需要にも波及している格好だ。メーカーは工場をフル稼働させ増産を急いでいるが、納期が1年程度先になるなど特需はしばらく続きそうだ。
私の住む紀の川市貴志川町でも、和歌山電鉄貴志川線のたま駅長が世界的に注目を浴び、外国人観光客を乗せた観光バスが目に付くようになった。もっとも、貴志駅前は狭く、とても観光バスでは駐車場所がないため、途中で降車して歩く必要がある。
乗客30人以上のバスの新車販売台数は、1~11月の合計で4816台と前年同期比約15%増。業界関係者によると、このうち約半数を占める大型観光バスは、約17%の伸びとなった。
さて、「爆買い」がいつまで続くのか、注目しています。