政府は、成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案に、結婚が可能な年齢を男女とも「18歳以上」に統一する規定を盛り込む方針を固めた。
結婚年齢は民法で、男性18歳、女性16歳と定められていて、国際機関などから「不平等だ」との指摘が出ていた。通常国会に提出して早期成立を図り、2021年にも施行したい考えだ。
結婚年齢の下限は民法731条で規定。男女間で身体発達の早さが異なるとの理由で、女性の方が低く設定された。国連の女子差別撤廃委員会は不平等な規定だとして、男女で統一するよう勧告していた。