米国2位、日本3位予想
3月に開幕する第4回WBCへ向け、各国の陣容が固まってきている。ここにきて、2連覇を狙うドミニカ、初優勝を目指すベネズエラという中南米の2つの強国が、新たに強力なメンバーを加える見込みだと米メディアが報じた。ドミニカはホセ・バティスタ外野手(ブルージェイズ)、ベネズエラはビクター・マルチネス内野手(タイガース)、マーティン・プラド内野手(マーリンズ)、アルシデス・エスコバル内野手(ロイヤルズ)らを追加招集する。
各国が“本気度”を見せる中、小久保裕紀監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」は2大会ぶりの世界一に輝くことが出来るのか。
日本は今大会、青木宣親外野手の参戦が決定。しかし、青木以外のメジャーリーガーの招集は厳しい状況だ。
大谷翔平(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)、筒香嘉智(DeNA)ら国内のスター選手を揃える日本だが、優勝候補ドミニカ、2位アメリカに次ぐ3番手と予想されている。
ドミニカ共和国はすでにロビンソン・カノ(マリナーズ)、エドウィン・エンカーナシオン(ブルージェイズFA)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)マニー・マチャド(オリオールズ)、ネルソン・クルーズ(マリナーズ)ら超豪華メンバーの参戦が内定しており、まさに優勝候補筆頭。過去に優勝経験がない米国も、バスター・ポージー(ジャイアンツ)、ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)、アンドリュー・マッカチェン(パイレーツ)らスター選手を揃えており、日本より上との評価を得ている。ただ、その差はわずかと見られているようだ。
4位は悲願の初優勝を狙う韓国。
ドミニカ共和国や米国に匹敵するスター軍団のベネズエラは韓国よりも低い評価。ホセ・アルテューベ内野手(アストロズ)、アズドルバル・カブレラ内野手(メッツ)、ミゲル・カブレラ内野手(タイガース)、カルロス・ゴンザレス外野手(ロッキーズ)、サルバドール・ペレス捕手(ロイヤルズ)らがすでに参戦予定と報じられており、マリナーズのエース右腕フェリックス・ヘルナンデスもメンバー入りしているが、WBCで実績のないことが不安材料となっている