小久保監督 2番手・岡田の併殺斬りにホッ「流れがきた」
◇WBC1次ラウンド第2戦 日本4―1オーストラリア
1点を争う緊迫した展開の中、1―1の7回に中田のWBC初アーチで勝ち越し。8回に筒香の2戦連発となる2ランで4―1と開幕2連勝を飾った。
試合後、小久保監督は「苦しいゲームだったので勝ててよかった。ありがとうございました」とファンにあいさつした。
5回には先発の菅野に代わり2番手で岡田が登板。1死満塁のピンチを招くが、併殺でピンチを切り抜けた。「1死満塁の苦しいところで併殺がとれて流れがきた。苦しい展開でしたが、きょうみたいな継投で勝っていかないと勝ち上がれないので、次戦もきょうのような継投をやっていきたい」と救援陣の活躍をねぎらった。
中軸が期待の活躍。勝ち越し弾の中田について「素晴らしかった。ヒットは出ていなかったが練習でも調子が良くて、そろそろかなと思っていた。本当にチームにとって大きい一本でした」とニッコリ。ダメ押し2ランを放った筒香には「さすが日本の4番」と称えた。