5月5日 準決勝
■報徳学園 8-4 育英
育英|000|210|010| = 4
報徳|510|200|00x| = 8
(育)辻、野上 (報)津高、西垣
■社 6-0 明石商
社|020|010|003| = 6
明|000|000|000| = 0
(社)佐名川 (明)福谷、近藤、奥西
報徳学園は序盤から育英を圧倒した。初回に3連打を含む5安打を集めて5点を先制。四回はプロ注目の4番・篠原翔太捕手が高校通算22号となる2ランを放ち、8-4で育英を下した。
4月に就任した大角健二監督は、初めて指揮を執った公式戦で決勝進出となった。「選手が決勝という大舞台でどれだけ活躍できるか楽しみですね。僕自身は冷静にできているというか…。劇場型なので(笑)。頑張ります」と話した。
社はエース・佐名川拓臣投手が、明石商を完封して6-0で勝利。山本巧監督は「発展途上のチームだけど、相手に飲み込まれず、自分たちで流れを作れるようになった」。昨秋は兵庫大会2回戦で神港学園に敗戦したが、一冬を越えて成長した教え子の姿に目を細めた。