練習試合 履正社10-2橋本
7月1日 履正社グラウンド
今秋ドラフト上位候補の履正社・安田尚憲内野手が、夏の大阪予選では9連敗中の宿敵・大阪桐蔭撃破を誓った。橋本との練習試合に「3番・三塁」で先発。8日に開幕する夏の大阪大会前最後となる実戦で2安打を放った。
目の覚めるような一撃だった。先頭で迎えた3回の第2打席。フルスイングで仕留めた打球は中堅左のフェンスを直撃した。あと10cmでスタンドインという当たりで、高校通算60号を逃したが「中堅方向へのいい打球でした」とうなずいた。
史上初の大阪決戦となった今春の選抜決勝は大阪桐蔭に屈した。今夏も避けては通れない相手だ。夏の大阪予選に限れば、宿敵に9連敗中。安田自身も1年夏はベンチで屈辱を味わった。西の大砲は「勝って歴史を変えたい」と闘志をみなぎらせた。