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Channel: 悠々美術館通信
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秀岳館6-4横浜

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今夏甲子園大会で退任する鍛治舎巧監督(66)率いる秀岳館(熊本)が、2年連続17回目出場の横浜(神奈川)を64で下した。
 
  優勝候補同士の激突。秀岳館が初回から猛攻を見せた。先頭の竹輪が右翼への三塁で出塁すると、続く2番・半情が左犠飛。3球で1点を奪うと、4番・広部、5番・田浦の連続適時打でこの回3点を先制。試合の主導権を握ると、3回には無死三塁から、田浦の二ゴロが敵失を誘い1点を追加。7回にも2死満塁から代打・橋口の右前打で2点を追加した。
 
  投げては、先発・川端が62安打1失点と好投。7回から登板した2番手・田浦が3点を失ったが、リードを守り切った。
 
  横浜は、秀岳館の川端の前に打線が3併殺を喫するなどリズムに乗れず。5投手の継投で勝機をうかがう中、5点を追う72死一、三塁、6番・福永が左中間への3ランを放って2点差としたが及ばなかった。松坂大輔を擁し全国制覇した1998年以来の頂点を目指したが、1回戦で姿を消した。
 
私から見れば、先発オーダーを見たとき、秀岳館が断然優位だと感じた。
その理由は、横浜のスタメンの12359番が12年生だったからだ。いくら全国から優秀な選手が集まってきているにしても、上位5番までに3年生が一人では、キャリア豊富な秀岳館の投手に太刀打ちできないと感じた。
横浜は、昨年も選手権大会に出場しているが、スタメンで出ていたのは4番増田一人。
いっぽう、秀岳館は木本、広部、田浦のクリーンナップは去年からレギュラーだし、投手の川端、田浦も甲子園のマウンドになじんでいる。キャリアが財産となり、春・夏・春と3季連続で甲子園ベスト4に進出している。
プロ注などの素材では、横浜はどの高校よりも上かもしれないが、現状の勝ち負けでは、選手起用やチームの構成力という点で秀岳館とは比べものにならないと感じた。
そのわりに64と点差が開かなかったのは、横浜の主将・福永が3ランホームランを打ったからだ。名門横浜のキャプテンとしての責任感が打たせたホームランだと思う。
 

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